2009年11月09日

Buffalo Daughter/Pshychic(2003)

Buffalo Daughter/Pshychic(2003)

buffalodaughterpshychic.jpg
(V2)

1. Cyclic
2. Pshychic A-Go-Go
3. Chihuahua Punk
4. S.O.I.D.
5. 303 Live

Members:
シュガー吉永 vocals, guitars, TB-303
大野由美子 vocals, bass, keyboards
ムーグ山本 vocals, turntables, graphic design

バッファロー・ドーター(Buffalo Daughter; 以下BD)の4作目でV2 Records移籍第1弾、03年10月に発表された。
93年から活動を開始し、日本よりも海外での評価の方が圧倒的に高いBDは、米国のGrand Royal、Emperor Nortonから作品をリリース。
本作はリチャード・ブランソンのV2 Recordsへの移籍第1弾で、より実験的な長尺5曲入りの51分。

単純な反復=永遠の快楽。
BDのディスコグラフィを俯瞰したときに本作「Pshychic」(03年)は「I」(01年)と「euphorica」(06年)の間に位置しているのですが、ちょっといたずらをして、コーネリアス(Cornelius)の「Point」(01年)と「Sensuous」(06年)の間に本作を置いてみても面白いなあ、という感じの作品。
ジャーマン・ロック、ミニマル・ミュージック、エレクトロニカなど記号を引用して説明するよりもその方がわかり易くありません?
“日本の”(という言葉が不要な)ロック・シーンが生んだ世界レヴェルの傑作の1つ。
又は、“ロック”じゃないかもしれないけど、TVから垂れ流されるロックと称する某J-Popなどよりも、間違いなく腰と右脳に響く音楽。
・・・ということはやはりこれはロックか。
部屋の片隅にてヘッドフォン経由で脳内に注入すれば、それはそれで幻想的浮遊感は間違いないのですが、同時に、野外にて大音量で浴びて踊り続けたいという強い欲望に苛まれることも保証付きの、大傑作。

INDEX
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by junn-chang, Nov.9, 2009
【Japanese Rock & Popsの最新記事】
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2009年11月05日

UA/Dorobon(2002)

UA/Dorobon (2002)

UA Dorobon.jpg
(Speedstar/Victor)

1. 泥棒(Original Version)
2. 泥棒(Patafisikal No Jazz Mix)
3. 泥棒(Kyoko Kishida’s Recitation)
4. 泥棒(Pirami’s Le Monstre D’Omote-Sando)
5. 泥棒(Kuknacke’s Ma Cheeda)

Written by UA, Asa-Chang, 鈴木正人

Members:
UA vocal
名越由貴夫 guitars 鈴木正人 wood bass Asa-Chang drums
朝本浩文 keyboards

02年12月発表、UAの4枚目のアルバム「泥棒」からのマキシ・シングルで、スピードスターから発売された。
<泥棒>のアルバム収録ヴァージョンの他に4種のヴァージョンを収録。
Track 2は、Pascal Comelade(パスカル・コムラード)による<超形而上学的えせジャズ・ミックス>
Track 3は、岸田今日子による独白
Track 4は、Pirami(山田真由美)による<表参道の怪獣>
Track 5は、Kuknacke(ククナッケ)による<Ma Cheeda>

素敵な簾がついた(と言葉では説明できない)限定版シングル。
それぞれ興味深いミックスが並びますが、何と言っても極めつけは岸田今日子!
UAの歌詞に別な命を吹き込むことのできた最初の人。または、UA名義の作品で唯一UAを一瞬忘れさせることのできた人、として凄いです。
驚愕の1分20秒を聴こう!
トカゲ、ラクダ、キリン、ムーミン、大奥、泥棒。

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by junn-chang, Nov.5, 2009
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2009年11月04日

UA/泥棒(2002)

UA/泥棒 (2002)

UA 泥棒.jpg
(Speedstar/Victor)

1. 記憶喪失 (UA/朝本浩文)
2. 閃光(album version) (UA)
3. 泥棒 (UA/Asa-Chang/鈴木正人)
4. 瞬間 (UA/ Emi Eleonola)
5. 世界 (UA/高木二郎)
6. ブエノスアイレス (UA/Kiki)
7. ドア (UA)
8. 彼方 (UA/鈴木正人)

Members:
UA vocal
名越由貴夫 guitars 鈴木正人 wood bass Asa-Chang drums
朝本浩文 keyboards

Guests:
Jiang Jianhua 二胡 on 1 Emi Eleonola sampling on 4
Pirami strings arrange on 7 四家卯大 cello on 7 志賀恵子 viola on 7
Honzi violin on 7 鈴木順子 violin on 7 笠原あやの cello on 8
古川原祐仁 viola on 8 金原千恵子 violin on 8 栄田嘉彦 violin on 8

02年9月発表、UAの4枚目のアルバム。
UAは99年のサード・アルバム「Turbo」発表以降、「Turbo」で共演した元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一らと結成したAjicoでの活動を経て、3年振りのオリジナル・アルバムとして本作「泥棒」を発表。スピードスターから発売された。
プロデュースは曲ごとに異なり、朝本浩文、Asa-Chang、Emi Eleonola、Zak、鈴木正人、そしてUA自身が手掛けている。

孤高。
ベンジーの言葉を引用させてもらえば、<突き抜けた、あの感じ>、か。
2002年の幸福として永遠に記憶される、小沢健二の「Eclectic」とUAの「泥棒」。
両者ともそれまでのパブリック・イメージなんてなかったかのように、自らの音楽的表出を完璧に現出させた作品。いまだ誰も追いつけない深遠なる音世界。
全曲素晴らしいのですが、Coccoとの近似性を感じる、母親との距離感を正確に歌いきった<ブエノスアイレス>は、かつて子供だったすべての人に聴いてほしいです。
曲ごとにプロデューサーを異にしているにもかかわらず、これだけ統一感のあるアルバムというのは奇跡だと思うし、UAの音世界がそれだけ明確だったということでしょうか。
とにかく絶対必聴の作品。

そして個人的には初めてUAのステージに触れたのがこの時期。02年8月のRock In Japan Fes。
灼熱に包まれていた大草原のステージが、一瞬にして凍りついたような忘れえぬ緊張感。
今思うと、本作「泥棒」が翌9月の発表なので、そのときはシングル「閃光」のみしか情報がなかったということ?
それだけに、UAが啓示した新たな音楽世界の前に、ただ立ち尽くして聴くしかないほど、自分が無力だったことを思い出します。

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by junn-chang, Nov.4, 2009
タグ:UA
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2009年11月03日

Joy Division/The Complete BBC Recordings(2000)

Joy Division/The Complete BBC Recordings(2000)

joydivisionbbc.jpg
(Strange Fruit)

1. Exercise One
2. Insight
3. She’s Lost Control
4. Transmission
5. Love Will Tear Us Apart
6. Twenty Four Hours
7. Colony
8. Sound Of Music
9. Transmission
10. She’s Lost Control
11. Ian Curtis & Stephen Morris interviewed by Richard Skinner

Members:
イアン・カーティス(Ian Curtis) vocals
ピーター・フック(Peter Hook) bass
スティーヴン・モリス(Stephen Morris) drums
バーナード・アルブレヒト(Bernard Albrecht) guitars, keyboards

ポスト・パンク期に登場した英国の最重要ロック・バンドの1つ、ジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)の79年に収録されたBBC音源集。00年にStrange Fruitから発表された。
Track 1-4は、79年1月31日のジョン・ピール・ショウ用の収録。
Track 5-8は、79年11月26日のジョン・ピール・ショウ用の収録。
Track 9-10は、79年9月1日のTV番組「サムシング・エルス」用の収録。
Track 11は、79年のレディオ・ワン用のインタヴュー。
尚、Track 1-4及びTrack 5-8は、「The Peel Sessions」と題された2種のシングルCDとしてStrange Fruitより87年に発売されていたもの。
また、本作は08年に発売された「The Best Of Joy Division」(Warner)の英国盤2nd Discにそのまま収録されている。

87年にCDシングル仕様で発売されたStrange Fruit盤のBBC音源集「The Peel Sessions」2枚は、当時、ニュー・オーダーやエコー&ザ・バニーメンのそれと同様にシリーズをまとめ買いしましたが、あまりにも素っ気ないジャケット(グレー地に細かく出演アーティストが記載された共通ジャケットで、タイトル部のアーティスト名だけが異なる)でしたね。(これ↓)

joydivisionpeelsessions.jpg

その音源が本作にまとめられたことは嬉しいのですが、TV出演時のショットを使ったアート・ワークはジョイ・ディヴィジョンらしからぬもの。でも、カーティスの顔がジャケットに使用されること自体を貴重とすべきか。
内容はBBC音源だけあって音質は最高だし、演奏も他のライヴ・アルバムのように不安定ではないところは聴きもの。
特に79年11月26日の演奏は素晴らしく、<Love Will Tear Us Apart>は、シングル・カットされた音源よりも演奏がハード・エッヂな上に、キーボードの安定感が(貴重なほどに)抜群。そのキーボードに被せてギターを掻き鳴らしているのはカーティスか? そして自己主張の激しいフッキーのベース・ラインがくっきりと太く透けて見えます。

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by junn-chang, Nov.3, 2009
タグ:JOY DIVISION
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2009年11月02日

UA/閃光(2002)

UA/閃光 (2002)

UA 閃光.jpg
(Speedstar/Victor)

1. 閃光
2. 閃光(instrumental)

Members:
UA vocal
鈴木正人 wood bass Asa-Chang drums
レイ・ハラカミ produce, mix 朝本浩文 chorus arrange

02年7月発表、UAの14枚目のシングル。
UAが主演、浅野忠信と共演した杉森秀則監督の映画「水の女」の主題歌。
アルバム「泥棒」(02年9月)の発表に先行してスピードスターから発売された。
UAは99年のサード・アルバム「Turbo」発表以降、「Turbo」で共演した元ブランキー・ジェット・シティの浅井健一らとAjicoを結成、00年夏から01年3月まで活動。
Ajico解散後、映画「水の女」への出演を経て、初の作品が本作となった。
プロデュースは、エレクトロニカ・アーティストのレイ・ハラカミ。
ゲストにはリトル・クリーチャーズの鈴木正人、元東京スカパラダイスオーケストラのAsa-Chang、Ram Jam Worldの朝本浩文が参加。
初回版にはPVが収録されていた。

UAの新たなる起点。
そして、この音世界の深層に溺れるしかない傑作。
ロック・バンドであったAjicoを経て辿り着いたのは、大衆音楽を指先で摘み上げた円錐の頂点か。
某J-Popと呼ばれていたシーンは、UAによって摘み上げられた天空を見上げ、ただため息を吐くしかなかったというのは、おそらく事実でしょう。
ベンジー、浅野忠信、レイ・ハラカミという共演者の流れが美しすぎた、時代を変えた曲。

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by junn-chang, Nov.2, 2009
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Newest Model& Mescaline Drive/Soul Flower Box 87-93(1994)

Newest Model& Mescaline Drive/Soul Flower Box 87-93(1994)

Soul Flower Box.jpg
(Soul Flower/King)

Disc 1: Soul-Cialist A Go-Go
1. センスレス・チャター・センスレス・フィスツ(NM)
2. スティファン・アップ(NM)
3. オー・ボーイ(MD)
4. アブソルートリィ・スウィート・マリー(MD)
5. アス・ホール(MD)
6. ディープ・モーニング・グロウ(MD)
7. 雲の下(NM)
8. ラジエーション(NM)
9. フィーリン・ファッキン・アラウンド(NM)
10. エンプティー・ノーション(NM)
11. ソウル・サバイバーの逆襲(NM)
12. デイズ(NM)
13. まどろみ(NM)
14. ヘイ・ポッキー・アウェイ(NM)
15. ホリデイ・ムード(NM)
16. 笑いぱなしの島(MD)
17. こたつ内紛争(NM)
18. ジミ・ジミ(MD)
19. ビッグ・ブレイク(MD)
20. 檻の中(MD)
21. ディア・アフターグロウ(MD)
22. アイ・ドント・ライク(MD)

Disc 2: Mixed Blood
1. 雑種天国(NM)
2. 秋の夜長(NM)
3. ニュー・クリア・レース・オア・ヒューマン・レース(Live)(NM)
4. 乳母車と棺桶(NM)
5. ひかりの怪物(NM)
6. みんな信者(NM)
7. 杓子定木(NM)
8. 世紀の曲芸(NM)
9. 車という名の密室(NM)
10. おはなみ列車(MD)
11. 外交不能症(NM)
12. 迷宮新喜劇(MD)
13. 正体不明の被害者意識(MD)
14. イデオロギー・クッキング(MD)
15. 闇の波間(MD)
16. からまる・あ・お(MD)
17. ブラッド・ゴー・ラウンド(MD)
18. バイバイ龍宮(MD)

Disc 3: Sucking Ideology
1. 龍宮へようこそ(MD)
2. マウンテン・バイク・フロム・ヘヴン(MD)
3. もっともそうな2人の沸点(NM)
4. 報道機関が優しく君を包む(Part. 1)(NM)
5. ノスタルジア・シンドローム(MD)
6. 知識を得て、心を開き、自転車に乗れ!(Part. 1)(NM)
7. ソウル・フラワー・クリーク(NM)
8. 十年選手の頂上作戦(NM)
9. もぐらと祭(NM)
10. 地平線騒ぎ(NM)
11. 渡り廊下にランプを(NM)
12. 報道機関が優しく君を包む(Part.2)〜この島の処方箋が見たい(NM)
13. ストレングス・オヴ・ユア・ネイチャー(Live)(NM)
14. シスター・セイ・ノー(Live)(MD)
15. ムーヴ・オン・ファースト(MD)
16. おもろのきわみ(NM)
17. 嵐からの隠れ家(NM)
18. 杉の木の宇宙(NM)
19. シスターズ・ギター・セイ・ノー(MD)

NM:Newest Model
MD:Mescaline Drive

Newest Model(The Newest Model):
中川敬 vocals, guitars 奥野真哉 keyboards 高木基弘 bass 鈴木友之 bass
田中“ベン”勉 drums

Mescaline Drive:
伊丹英子 guitars 内海洋子 vocals 浅野フジコ bass 永野かおり bass
井上実香 drums 高木太郎 drums

ソウル・フラワー・レコードの3枚組ボックス・セット。
ニューエスト・モデル(Newest Model)35曲とメスカリン・ドライヴ(Mescaline Drive)24曲の全59をほぼ年代順に収録、94年12月10日にキングから発売された。初CD化8曲。
ニューエスト・モデルの音源は、
1作目「Solid Foundation Early Days 1986-1987」から、Disc 1; Track 1, 2の2曲
2作目「Pretty Radiation」から、Disc 1; Track 7, 8, 9,10の4曲
3作目「Soul Survivor」から、Disc 1; Track 11, 12, 13, 14, 15, 17の6曲
4作目「Crossbreed Park」から、Disc 2; Track 4, 5, 6, 7, 8, 9の6曲
5作目「Universal Invader」から、Disc 3; Track 3, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12の8曲
Disc 2; Track 1, 2は、90年1月のシングル
Disc 2; Track 3はライヴ音源
Disc 2; Track 11は90年9月のシングル<杓子定木>のカップリング曲
Disc 3; Track 4は91年6月のシングル<もっともそうな2人の沸点>のカップリング曲
Disc 3; Track 13はライヴ音源でスタイル・カウンシル(The Style Council)のカヴァ
Disc 3; Track 16, 17, 18はそれぞれヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)、トラフィック(Traffic)、ヴァン・モリソン(Van Morrison)のカヴァ
メスカリン・ドライヴの音源は、
1作目「Deep Morning Glow」から、Disc 1; Track 3, 4, 5, 6の4曲、Track 4はボブ・ディラン(Bob Dylan)のカヴァ
2作目「Spoony Selfish Animals」から、Disc 1; Track 16, 18, 19, 20, 21の5曲
3作目「Ideology Cooking」から、Disc 2; Track 13, 14, 15, 16, 17, 18, Disc 3; Track 1, 2, 5の9曲
Disc 1; Track 22は、91年7月のミニ・アルバム「Nostalgia Syndrome」収録曲
Disc 2; Track 10は、90年7月のシングル
Disc 2; Track 12は、90年10月のシングル
Disc 3; Track 15は、93年のベスト・アルバム「Respectable Singles」収録曲で、オノ・ヨーコのカヴァ
Disc 3; Track 14は、ライヴ音源
Disc 3; Track 19は、未発表のインスト曲

ニューエスト・モデルの5作目にして最終作「Universal Invader」のアルバム・ジャケットのアウト・テイク写真に包まれたソウル・フラワー・ボックス。
すでにソウル・フラワー・ユニオンとして2作のアルバムを発表していた後で、しかもニューエスト・モデル、メスカリン・ドライヴともにベスト盤がそれぞれ2種ずつ発売されていたことから、発売時は何故?と思ったものです。
もう一度復習せよ、ということだったのか。
聴き所は初CD化された8曲! 当然ながら中身は最高! でも現在は入手困難でしょう。

INDEX
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by junn-chang, Nov.2, 2009
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2009年10月31日

Newest Model/Universal Invader(1992)

Newest Model/Universal Invader(1992)

Newest Model Universal Invader.jpg
(Soul Flower/King)

1. ソウル・フラワー・クリーク(Soul Flower Clique Is The Universal Invader)
2. 十年選手と頂上作戦(Ten-Year Veteran’s Summit Operation)
3. もぐらと祭(The Mole An The Matsuri - Good Builts Hit Tower Of Dead And We’re All Going Underground!)
4. 地平線騒ぎ(Horizon Bash)
5. 渡り廊下にランプを(With A Lamp For The Passway)
6. 報道機関が優しく君を包む(Part. 2)〜この島の処方箋が見たい(Mass Communication Enfolds You Gently Part.2 - The Prescription For This Island)
7. もっともそうな2人の沸点〜Invader Mix(The Boiling Point In Plausible Two’s Communication)
8. 蒼白の祈祷師(The Pallid Shaman)
9. あんよは上手(What A Great Toddler)
10. 独り善がりの風(The Self-Righteous Wind)
11. ソウル・フラワー・クリーク(リプライズ)(Soul Flower Clique Is The Universal Invader - Reprise)
12. 知識を得て、心を開き、自転車に乗れ!(Part.1)〜Invader Mix(Get The Knowledge, Free Your Mind, Ride Your Cycle ! Part.1)

All songs written by 中川敬

Members:
中川敬 vocals, guitars 奥野真哉 keyboards 鈴木友之 bass 田中“ベン”勉 drums
伊丹英子 backing vocals, guitar on 12 内海洋子 backing vocals
永野かおり backing vocals

Guests:
ヤヒロトモヒロ percussion  Dr. KYON accordion, piano 藤井一彦 guitars
宍戸幸司 guitars 美尾洋乃 fiddle 佐々木史郎 trumpet
梅津和時 saxophone 菊地成孔 saxophone 佐藤春樹 trombone
and others

ニューエスト・モデル(Newest Model)の5枚目のアルバムで、メジャー・デビュー第3作。
92年2月21日にキングから発売された。
前作「Crossbreed Park」(90年)が音楽専門誌で高評価を得たニューエスト・モデルは、90年12月にファースト・アルバム「Solid Foundation」をボーナス・トラック入りで初CD化、91年2月にはセカンド・アルバム「Pretty Radiation」を初CD化と続けざまに旧作を再リリース、更に、同年6月にシングル<もっともそうな2人の沸点 c/w 報道機関が優しく君を包む(Part.1)>、同年9月にシングル<知識を得て、心を開き、自転車に乗れ!(Part.1 & 2)>を発表する。
また91年8月に脱退したベーシストの鈴木友之の代わりに、同年10月、河村博司が新加入。
そして本作「Universal Invader」が92年2月に発表されるが、録音はベーシストが鈴木友之在籍時のものであり、またニューエスト・モデル名義ながら実質意的にはメスカリン・ドライヴのメンバーがほぼ全面参加している。
プロデュースは中川敬自身。
ゲストには、じゃがたらからヤヒロトモヒロ、ボ・ガンボスのDr.Kyon、グルーヴァーズの藤井一彦、割礼の宍戸幸司らが参加。
オリコン・アルバム・チャートで10位。

遂に辿り着いたジャパニーズ・ロックの沸点。
批評性の高い歌詞と、濃密なファンクが混合した鉄壁のようなアルバム。
<報道機関が優しく君を包む>の歌詞はマスコミュニケーションへの鋭利な批評に満ち満ちていて、同時期のビブラストーンの“守られてんだか、囲まれてんだか”と自衛隊を揶揄した歌詞に比肩するもの。
あれから20年近くたっても、大衆反応性ばかりを価値基準とし、嘘ばかり報道するマスコミが堂々と現存するということは、虚しいようでもあり、いまだ有効な歌詞でもあるという複雑な状況とも言えます。
これほどのロック・アルバムが生まれた国であるのに、まったく何も変わらないということは、やはりロックは幻想なのか? 
<知識を得て、心を開き、自転車に乗れ!>・・・・・・まだ間に合う! 自転車を探せ!
<渡り廊下にランプを>・・・・・・まだ間に合う! 大きなランプを探せ!
でも、この島に処方箋は、ないのかもしれない・・・・・・。

INDEX
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by junn-chang, Oct.31, 2009
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2009年10月27日

Joy Division/Preston 28 February 1980(1999)

Joy Division/Preston 28 February 1980(1999)

joydivisionpreston.jpg
(Factory FACD2.60)

1. Incubation
2. Wilderness
3. Twenty Four Hours
4. The Eternal
5. Heart And Soul
6. Shadowplay
7. Transmission
8. Disorder
9. Warsaw
10. Colony
11. Interzone
12. She’s Lost Control

Members:
イアン・カーティス(Ian Curtis) vocals
ピーター・フック(Peter Hook) bass
スティーヴン・モリス(Stephen Morris) drums
バーナード・アルブレヒト(Bernard Albrecht) guitars, keyboards

ポスト・パンク期に登場した英国の最重要ロック・バンドの1つ、ジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)のライヴ音源集。99年にFactory/NMCから発表された。
80年2月28日、英国プレストンでの収録で、演奏の途中で機材トラブルにより演奏が中断する模様もそのまま収録されている。

鬼気迫るダークネス。
機材トラブルや、演奏技術の拙さを補って余りある、カーティスの闇からの咆哮。
音質はブートレグ並みなので、多少聴き苦しさはあるものの、逆に混沌とした刺激に満ちています。
どうしてもカーティスが自殺する3か月前という先入観で聴いてしまうのですが、それゆえに日の目を見た音源ということを考えればそれはこのアルバムの宿命か。
<She’s Lost Control>と歌う彼ら自身が、制御を失っています。

INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html

by junn-chang, Oct.27, 2009
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2009年10月26日

Ajico/Ajico Show(DVD)(2001)

Ajico/Ajico Show(DVD) (2001)

Ajico Show DVD.jpg
(Speedstar/Victor)

1. 波動
2. Lake
3. Take Five
4. すてきなあたしの夢〜Take Five
5. 美しいこと
6. 金の泥
7. 青い鳥はいつも不満気
8. Garage Drive
9. 毛布もいらない
10. 深緑
11. 悲しみジョニー
12. ペピン
13. 歪んだ太陽
14. フリーダム
15. カゲロウソング
16. 庭
17. 午後
18. 波動

Members:
UA vocal, tambourine 浅井健一 guitar, vocal
Tokie upright bass 椎野恭一 drums

UAと元ブランキー・ジェット・シティ(Blankey Jet City)の浅井健一が結成した奇跡のユニット、AjicoのライヴDVD。
01年7月にスピードスター(Speedstar)から発売された。
01年2月9日から3月20日までの「2001年 Ajicoの旅」ツアーから、京都磔磔、大阪ベイサイドジェニー、神戸チキンジョージ、そして最終日の赤坂BLITZでのライヴを始め、オフ・ステージやリハーサルの模様も含めて収録。
ミックスはDry & Heavyの内田直之、ディレクターは信藤三雄。

Ajicoは00年の第1回Rock In Japan Fes.で、(台風のためフェスが途中で中止になった)暴風雨のひたち海浜公園の深緑に輝く草原に立ち尽くしたあのとき以来、結局ライヴを観る機会は失ってしまいました。
観たかったなあ、野外フェスでのAjico。
UA、ベンジーもさることながら、やはり印象的なのは女性アップライトベース奏者のTokie。文句なく恰好いい! 孤高の2人の間に切り込んでくる自己主張の強いベースライン、好きです。
そして、この絵になる3人が立ち並ぶフロントラインは、それだけで美しいなあ。

他者との関係って、突き詰めて言えば、感じ合えるかどうか、だと思います。
“もう二度と会えないことは もう二度と感じれないこと”というベンジーの<深緑>の歌詞が、せつなく、鋭い。
でも会えなくとも、いや、会えないからこそ、感じ合えることもあると思う。
いつも会っていると素直になれない、なんてよくあることだし。

INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html

by junn-chang, Oct.26, 2009
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2009年10月22日

Joy Division/Les Bains Douches: 18 December 1979(2001)

Joy Division/Les Bains Douches: 18 December 1979(2001)

joydivisionlesbainsdouches.jpg
(Factory FACD2.61)

1. Disorder
2. Love Will Tear Us Apart
3. Insight
4. Shadowplay
5. Transmission
6. Day Of The Lords
7. Twenty Four Hours
8. These Days
9. A Means To An End
10. Passover
11. New Down Fades
12. Atrocity Exhibition
13. Digital
14. Dead Souls
15. Autosuggestion
16. Atmosphere

Members:
イアン・カーティス(Ian Curtis) vocals
ピーター・フック(Peter Hook) bass
スティーヴン・モリス(Stephen Morris) drums
バーナード・アルブレヒト(Bernard Albrecht) guitars, keyboards

ポスト・パンク期に登場した英国の最重要ロック・バンドの1つ、ジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)のライヴ音源集。01年にFactory/NMCから発表された。
Track 1-9は、79年12月18日、フランス・パリでの収録(アルバム・タイトルはこの音源を指す)。
Track 10-12は、80年1月11日、オランダ・アムステルダムでの収録。
Track 13-16は、80年1月18日、オランダ・アイントホーフェンでの収録。

人生と同じように、お互いに自立しているからこそ、共生し、融合できるという原則は、バンドにとっても同じこと。
決してカーティス1人に依存していたバンドではないことは、このライヴ音源からも確認できます。
フッキーのぶっといリード・ベースも、モリスの鳴りやまないハイハットも、サムナーの空間を埋めてゆくディストーション・ギター(またはチープでもの哀しいシンセ)も、それぞれの自立性を感じさせてくれます。
マーティン・ハネットがプロデュースしたスタジオ録音盤とは相当に違う、熱き演奏、または、底が抜けてしまったポスト・パンクという水槽でも決して沈まない浮力。

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http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html

by junn-chang, Oct.22, 2009
posted by junn-chang at 21:08| 茨城 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Joy Division/New Order | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする