2008年07月15日

村田陽一 at 新宿 Pit Inn

08年7月15日(Tue)新宿 Pit Inn

村田陽一 3 days - 2nd Day -

Members:
村田陽一(tb)、堀沢真己(cello)、一本茂樹(b)、美野春樹(p)

3 daysの2日目はトロンボーンとチェロというリスキーな編成。
その音楽性の融合と、音質の非融合なところの微妙な具合が、凡庸なイマジネーションを遠ざけ、不思議で豊かなイメージをリスナーに与えてくれたかな、と思います。

一人で見た実風景というのは自分の都合でどんどん美化されたり劣化されたりして変質してゆくものですが、二人で見た実風景というのは、「あの時は…」なんて時々確認作業が入るので、なかなか変質しづらいもので、もし変質させたいのなら二人は共犯になるしかないですよね。
でも、実風景ではなく、音楽によってイメージされた風景は、その場所に居るすべての人にとって全く違う風景を現出させながら、しかもその風景はゆらめきながら次々に変質してゆくものです。
孤独でも共犯でもない、それぞれの共同幻想。ある意味、リスナーが求めているそのものずばりかも。

演奏された曲は、多くのオリジナルの他に、ジョビンの「ワン・ノート・サンバ」、モンクの「エヴィデンス」、ミンガスの「フォーバス知事の寓話」、パーカーの「ドナ・リー」など。「ドナ・リー」は超絶テクを駆使しながらもとってもファニーでした。

by junn-chang, Jul.15, 2008
posted by junn-chang at 23:32| 茨城 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | Live Report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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