2009年01月07日

Whitesnake/Saints & Sinners(1982)

Whitesnake/ Saints & Sinners(1982)

whitesnakesaints.jpg
(EMI/Sunburst)

1. Young Blood(Coverdale/Marsden)
2. Rough An’ Ready(Coverdale/Marsden)
3. Bloody Luxury(Coverdale)
4. Victim Of Love(Coverdale)
5. Crying In The Rain(Coverdale)
6. Here I Go Again(Coverdale/Marsden)
7. Love An’ Affection(Coverdale/Moody)
8. Rock An’ Roll Angels(Coverdale/Moody)
9. Dancing Girls(Coverdale)
10. Saints An’ Sinners(Coverdale/Lord/Moody/Marsden/Paice/Murray)

[bonus tracks]
11. Young Blood(monitor mix/early vocal)
12. Saints An’ Sinners(monitor mix/early vocal)
13. Soul Survivor(unfinished/unreleased song)(Coverdale/Marsden/Moody)

Members:
デヴィッド・カヴァーデイル(David Coverdale) vocals
バーニー・マースデン(Bernie Marsden) guitars
ミッキー・ムーディ(Micky Moody) guitars
ジョン・ロード(Jon Lord) keyboards
ニール・マレイ(Neil Murray) bass
イアン・ペイス(Ian Paice) drums
Guest:
メル・ギャレー(Mel Galley) backing vocals

英国のブルーズ・ロック・バンド、ホワイトスネイク(Whitesnake)の5枚目のスタジオ録音アルバム。82年11月にEMI/Sunburstから発売された。
前作「Come An’ Get It」(81年)と同じメンバーで録音されてはいるが、メンバー間の確執が表面化し、アルバム発表時点ではすでにバーニー・マースデン、ニール・マレイ、イアン・ペイスが脱退(というか解雇)している。
プロデュースは当初ガイ・ミッドビードが担当したが、カヴァーデイルと上手くいかず、結局は前作までと同様マーティン・バーチ(Martin Birch)が担当した。
本作は英国アルバム・チャート9位を記録。
また<Here I Go Again>と<Crying In The Rain>は87年の大ヒット・アルバム「Whitesnake」で再録音され、その<Here I Go Again>は87年10月に米ビルボード・チャートで1位を獲得している(英国では9位)。
後年、3曲がボーナス収録された。

尚、ホワイトスネイクはその後、ギターに元トラピーズ(Trapeze)のメル・ギャレー(本作ではバッキング・ヴォーカルで参加)、ベースに元バック・ドア(Back Door)のコリン・ホッジキンソン(Colin Hodgkinson)、ドラムスには元レインボー(Rainbow)やマイケル・シェンカー・グループ(Michael Schenker Group)のコージー・パウエル(Cozy Powell)が加入し、そのメンバーで83年のモンスターズ・オブ・ロックにはヘッドライナーとして出演している。

何事も経験です、という事例。
あれだけの成功をもたらし、ブルーズ・バンドとして激しくも渋い演奏を醸成していたこのバンドを、一旦白紙に戻し、3人のメンバーを解雇するというカヴァーデイルの経験が、以後の白蛇の度重なる転生と成功をもたらした最大の要因だと思います。
あのときも切っちゃったし、みたいな。
「Come An’ Get It」の成功で燃え尽きてしまった白蛇は、本作製作過程で崩壊し、以後はカヴァーデイルのワンマン・バンドとしてうねうねと転生を続けることになるわけですが、本作は、音楽的にはその過渡期を象徴するようなブルーズ・ロックとへヴィ・メタルの折衷作品。
アルバムとしては製作背景のごたごたを思わせないほどの良い仕上がりとなっているし、あの<Here I Go Again>と<Crying In The Rain>のソングライティングはさすがです。
でもなぜか、愛着がもてない一作。
ますます磨きがかかってきたほとんどポルノな歌詞は顕在なれど、音楽的にはブルーズ・ギターの印象が薄すぎだし。
ブルーズ・バンド、ホワイトスネイクの最期です。

INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html

by junn-chang, Jan.7, 2009
タグ:Whitesnake
posted by junn-chang at 22:27| 茨城 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | Whitesnake | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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