2009年05月06日

JAGATARA/ロビンソンの庭(1987)

JAGATARA/ロビンソンの庭 Robinson's Garden(1987)

Jagatara ロビンソンの庭.jpg
(BMG)

1. 夢の海(Akemi/OTO)
2. 世界を売った女神達(Akemi/OTO)
3. ADT87(Akemi)
4. ハルマゲドンをぶっとばせ

Members:
江戸アケミ vocals
渡邊正己 bass
Ebby guitars
OTO guitars
中村テイユウ drums
ヤヒロトモヒロ percussions
Yukari chorus
吉田哲治 trumpet
村田陽一 trombone
篠田昌已 tenor sax
Guest:
ノビタ keyboards
ワハハ本舗 chorus on 2

80年代の日本ロックシーンの最重要バンド、じゃがたら(JAGATARA)による映画「ロビンソンの庭」のサウンド・トラック・アルバムで87年10月に発表された。
映画「ロビンソンの庭」は山本政志監督による87年製作の35mm初作で、太田久美子、町田町蔵らが出演、ロカルノ映画祭で審査員特別賞、ベルリン映画祭ZITTY賞を受賞したカルト映画。
音楽は、JAGATARA、吉川洋一郎、ハムザ・エル・ディン(Hamza El Din)が担当、JAGATARAの音源は前掲の1〜3曲目で、LPのA面に収録されていた。現在発売されているCDでは、この3曲に加え4曲目として<ハルマゲドンをぶっとばせ(goggle remix)>が追加収録された仕様となっている。
ちなみにオリジナルLPのB面には、次の曲が収録されていた。
1. 銀木犀(吉川洋一郎)
2. BURO(Hamza El Din)
3. 南天(なんてん)(吉川洋一郎)
4. BABA(Hamza El Din)
5. DIYARU(Hamza El Din)
6. 観音座蓮(りゅうびんたい)(吉川洋一郎)

山本政志監督の助言?により故郷高知に引き篭もっていた江戸アケミが再び東京へ戻り、「ロビンソンの庭」のサントラのために録音した3曲。
冒頭の<夢の海>が異様に明るいです。多分江戸の当時の心情の裏返しというか、信じたい希望のような曲。
2曲目<世界を売った女神達>もラテン・ベースの明るい曲調ですが、歌詞は辛辣。
そして3曲目<ADT87>はもっともJAGATARAらしいというか、当時のリスナーが求める彼らのイメージの曲で、ストーンズ・ライクなファンクをベースとし、混沌世界に突入してゆくタイトル通りのアジテーション。
但し、2曲目の歌詞に“ラヴソングはうたわない、すべてが嘘になるから”とあるように、3曲目を包んでいるのは、アジテーションさえもすべてが嘘になるから、というようにも聴こえます。
全編に漂うのは江戸の当時の心情そのままの不安定さ。誰に何を伝えたいのか、それすら定まらない心象風景。

INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html

by junn-chang, May.6, 2009
タグ:Jagatara
posted by junn-chang at 07:07| 茨城 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | Jagatara | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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