(ECM 1063)
1. The Pilgrim And The Stars
2. Parks
3. Bella
4. Pesce Naufrago
5. Surprise Hotel
6. By The Sea
7. Blancashow
All compositions by Enrico Rava
Except track 6 by Enrico Rava & Graciela Rava
Members:
エンリコ・ラヴァ(Enrico Rava) trumpet
ジョン・アバークロンビー(John Abercrombie) guitar
パレ・ダニエルソン(Palle Danielson) double-bass
ヨン・クリステンセン(Jon Christensen) drums
イタリアを代表するトランペット奏者、エンリコ・ラヴァのECMでの第1作。75年にECMから発表された。
ラヴァは60年代にガト・バリビエリ(Gato Barbieri)やスティーヴ・レイシー(Steve Lacy)のグループで活躍後、ニュー・ヨークへ渡り、カーラ・ブレイ(Carla Bley)らと共演。
リーダー・アルバムとしては、「Il Giro Del Giorno In 80 Mondi」(72年 伊Black Saint)に次ぐ2作目の作品。
ECMへは75年から78年にかけて本作を含め3作品を残す(04年以降再びECMから作品から発表を続ける)。
共演は、共にECMを代表するジョン・アバークロンビー、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセン。
プロデュースはECMのオーナー、マンフレッド・アイヒャー(Manfred Eicher)。
エンリコ・ラヴァのリーダー作ゆえにラヴァが気持ちよさそうに吹きまくっていて、それはそれで美しいのですが、聴きどころは何といってもジョン・アバークロンビーのギター。
脇役ゆえか音が小さいのがとても不満なのですが、アバークロンビーのギターを聴きとっているだけで幸福になれます。
ラヴァとユニゾンで並走しながら(音色の近似性は凄い)、ときに背景を幻想的に紡ぎ、ときに爆走するギターは、ジャズというよりはプログレッシヴ・ロック。
もっとも印象的なのは<By The Sea>か。ギターは多重録音されていて、まるで囁くように流麗な、かつ高度に技巧的なギターワークが聴けます。失礼を承知で言えば、ときどきラヴァが邪魔。
一般的な評価は高くない作品なのかもしれませんが、傑作です。
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by junn-chang, Jun.2, 2009

