(Blanco y Negro)
1. Come On Home(Thorn/Watt)
2. Don’t Leave Me Behind(Thorn/Watt)
3. A Country Mile(Thorn)
4. Cross My Heart(Thorn/Watt)
5. Don’t Let The Teardrops Rust Your Shining Heart(Watt)
6. Careless(Watt)
7. Sugar Finney(Thorn/Watt)
8. Come Hell Or High Water(Thorn/Watt)
9. Fighting Talk(Thorn/Watt)
10. Little Hitler(Thorn)
Members:
トレイシー・ソーン(Tracey Thorn) vocals
ベン・ワット(Ben Watt) guitars
86年発表、エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl: EBTG)のサード・アルバム。
前作までのロビン・ミラー(Robin Miller)に代わり、EBTG自らとキュアー(The Cure)やスージー&ザ・バンシーズ(Siouxsie & The Banshees)などを手掛けてきたマイク・ヘッジス(Mike Hedges)によるプロデュース。
英国ブランコ・イ・ネグロ(Blanco y Negro)から発売された。英国アルバム・チャート22位。
シングルは<Come On Home>(英国44位)、<Don’t Leave Me Behind>(英国72位)の2枚がカットされた。
ネオアコ・ファンの鬼門(多分)。
「Eden」(84年)、「Love Not Money」(85年)とボッサ、ネオアコ路線で、パンク/ニュー・ウェイヴ・シーンの辺縁に位置していたEBTGが、大変貌を遂げた1枚。
全曲オリジナルながら、大袈裟なストリングス・スコアをバックにソーンが朗々(?)と歌い上げる作品で、アメリカン・ミュージックへの憧憬をそのまま体現しちゃいました、という感じです。メジャーのジャズ・レーベルが商売っ気たっぷりに出しそうな「トレイシー・ソーン・ウィズ・ストリング」的なアルバムとも言えます。
当時、個人的にはアルバム1枚を通して聴くのが辛いほど、まったく反応できませんでした。
ブランコ・イ・ネグロという記号も、マイク・ヘッジスという記号も先入観のある人ほど、ほとんど無意味、というか逆効果で、行き着く先はロッド・ステュワートがスタンダードを歌うのとはわけが違うほどの別次元の失望。
…という作品だったわけですが、発表から20年以上を経て聴き返してみると、そんなに悪くないと思えたのは、自分が歳をとったということなのでしょうね、きっと。
尚、アルバム・タイトルは日本のロリータ・ファッション・ブランド名になってて、びっくり。
スージー・スー→マイク・ヘッジス→EBTG→Baby, The Stars Shine Brightという流れか? EBTGの名前の由来を思うと妙にアイロニカルな展開ですが…。
INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html
by junn-chang, Jun.11, 2009
【Everything But The Girlの最新記事】

