(Soul Flower/King)
1. ひかりの怪物(Monster Of Light)
2. みんな信者(Everyone’s A Believer)
3. 杓子定木(The Formalist’ Blue)
4. 世紀の曲芸(The Last & Greatest Acrobatics)
5. 車という名の密室(Sealed Chamber Called Car)
6. 漂えど沈まず(Drifting, Not Sinking)
7. 偉大なる社会(Great Society)
8. 雑種天国(Land Of A Million Crossbreed)
9. 遊園地は年中無休(Amusement Park Has No Day Off)
10. 夜明けの彷徨(Rambler Through The Last Night)
11. 乳母車と棺桶(Buggy & Coffin)
12. 底なしの底(Bottomless Bottom)
All songs written by 中川敬
Except 7 written by 奥野真哉&中川敬
Members:
中川敬 vocals, guitars 奥野真哉 keyboards 鈴木友之 bass
田中“ベン”勉 drums
Guests:
伊丹英子 backing vocals 内海洋子 backing vocals
永野かおり backing vocals ヤヒロトモヒロ percussion
Dr. KYON accordion 美尾洋乃 fiddle 菊地成孔 saxophone
吉田哲治 trumpet 村田陽一 trombone
and others
ニューエスト・モデル(Newest Model)の4枚目のアルバムで、メジャー・デビュー第2作。
90年5月21日にキングから発売された。
89年7月に前作「Soul Survivor」を発表したザ・ニューエスト・モデル(The Newest Model)は、同年年10月のバンド名から”The”を取り、ニューエスト・モデル(Newest Model)と改名(?)。
90年1月にシングル<雑種天国 b/w 秋の夜長>、同年4月にシングル<乳母車と棺桶 b/w 雲の下>のリリースを経て本作を発表。更に同年9月に本作から3枚目のシングル<杓子定木 b/w 外交不能症>をリリースしている。
プロデュースはニューエスト・モデルのセルフ・プロデュース。
ゲストにはメスカリン・ドライヴの面々の他、じゃがたらからヤヒロトモヒロ、吉田哲治、村田陽一の3名、ボ・ガンボスのDr.Kyonらが参加。
日本のロックにおける最重要作品の1つ。
仮にこの作品が英語詞で製作されていたとしたら、世界のロック・アルバム・ベスト5に入るかもしれない、という形容も大袈裟ではない、と思います。
<雑種天国>に象徴されるように、真の意味でのミクスチャー・ロックの原点は本作。
また、個人的にはこのアルバムからニューエスト・モデル、メスカリン・ドライヴそして現在に至るソウル・フラワー・ユニオンまで、リスナーとして長い付き合いが始まった作品ゆえに、個人史的にも最重要作品。
あくまでこちらの勝手な話ではあるけれど、自分と同い年の中川敬と24歳にして同じ道に立てたと感じることができた喜び。この作品から学んだことはあまりにも大きいです。
中川敬の歌詞世界が、無知な自分をあざ笑うかのように畳み掛けてくる、その快感と嫉妬と焦燥。
<杓子定木>が突きつけるあらゆる“汚れた雨”を知るための音楽。
<乳母車と棺桶>の強烈なアイロニーの前に、バブル以後の日本の本質を読み解く快感。
<底なしの底>というポスト・モダンの逆定義は、今だからこそその意味に気づくことができるはず?
<漂えど沈まず>に人生そのものを反映しながら、無知を自覚し、思考し、行動する、戦う人すべてのバイブル的作品。
だからこれを聴き続けよう!
INDEX
http://junn-chang.seesaa.net/article/87061252.html
by junn-chang, Oct.17, 2009
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